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今期の五月人形、こいのぼりの展示終了と、来期の天神様展示につきまして

2016年05月17日

おかげさまをもちまして今シーズンの五月人形、鯉のぼりの展示を終えさせていただきました。
たくさんのお客様にご来場をいただき御礼申し上げます。

現在は片付け作業中でございますが、すでに来シーズンに向けて着々と準備をすすめております。
これから10月までは展示スペースはお休みをいただきまして、土日の営業は天神様シーズンの11月頃からの再開となります。

さっそく先週は来期の天神様の製作をお願いしに行ってまいりました。
表具の生地合わせや、仕様の打ち合わせも含めて丸一日かかりましたが、10月頃の仕上がりが楽しみです。

掛軸の天神様はほとんどが「絹本」と呼ばれる絹に描かれたものです。

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絹本の裏側に和紙をのりで貼り長期間かけて乾燥させ(肌裏打ち)→その本紙に周りの表装をする生地(裂地)を上下左右に部品ごとにあわせていきまた乾燥をさせます→それらを一体化させるよう和紙を貼り(中裏打ち)乾燥させ→さらに特殊な裏打ち用紙を貼り(総裏打ち)乾燥させます。
そして最後にに軸先や風帯などをつけ仕上げていくのです。

この乾燥を各工程でしっかりととることこそが、掛け軸の完成までに時間がかかる所以なのです。

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ということで分かりにくいかもしれませんが、非常に時間と工程数をかけて作られていくのが掛け軸です。

絹、和紙、表具の生地などの異なる素材は温度や湿度で伸縮率も様々、それらをまっすぐに一体化させる先人からの知恵と技術が実は1本の掛け軸にはつまっているのでした。
そんな丹精込めて仕上げられた天神様の掛け軸、11月頃にはタカツネ展示場に勢ぞろいいたします。
新たなシーズンに皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。